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歌舞伎座の7月歌舞伎の夜の部に久しぶりに天守物語がかかることになりました。 天守物語は坂東玉三郎さんしか演じる人もいませんし、この7月は玉三郎さんのための舞台ということでしょう。相手役が海老蔵ですので相当話題になると思われます。 以前にブログでも書いたかと思いますが、今回主役の富姫が前半で使う内掛けは昨年玉三郎さんに直接依頼を受け、大変苦労しておつくりしたものです。 このことは私のホームページのコラムにも書いておりますのでご興味あればお読み下さい。 http://www.taizou.jp/japanese/column/bandou_index.php 簾に薬玉と言う柄を、総刺繍で製作したものです。構想からほぼ一年かかりました。 高級なきものを始終作る私にしても、この仕事は初めてのことでもありはっきり言って大変苦労しました。 舞台衣裳の刺繍と普通のきものの刺繍はまったく別物といって良いほど、使う糸も技法も違います。下絵も大胆に大きく取らなければいけませんし、うちの職人さんも大変とまどっておりました。こういう舞台衣裳は衣裳の専門の会社があってそちらの方で作られますから、きもの を作る人にはちょっと理解できないことがあります。 仕立てにしてもとても荒くて、裏地でも舞台が埃だらけで汚れるので、ポリエステルのものを使用します。それではあまりに情けないので、今回おつくりしたものは羽二重の裏をお付けしております。 まあそのほか色々きもの作りと違うことなど良い勉強になりました。 玉三郎丈のすごいところはこうしたものを自分の力で作ってしまうところでしょう。 今の役者では彼のみです。そういうところが芸にかける彼のこだわりです。 是非歌舞伎座の芝居を見に行ってください。 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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玉三郎も興味ありますが、海老蔵さんの海神の衣装が気になります。 |
朋子 2006/06/11 00:19 |
ちょっと仕事でバタバタしておりまして、返事を書くのが遅れましたが、今衣裳関係の方に問い合わせをしていますので、もう少しお待ち下さい。 |
銀座泰三 2006/06/22 11:58 |
はじめまして。 |
百合 2006/07/21 03:19 |
小生は今週行くのですが、ご覧になった方が皆さんそうおっしゃっていただいて、本当に作るのに苦労しましたが、いい思い出になりました。 |
銀座泰三 2006/07/24 13:40 |
はじめてお邪魔致します。 |
coco 2006/07/30 00:54 |
そのように言っていただくと、苦労が報われます。有難うございます。小生も26日に見に行ってまいりました。天下一の女形が着ると本当に美しく、言葉もありません。玉三郎さんの自宅、楽屋を何度も訪れ、ご期待に添えるよう努力した日々が走馬灯のようにかけめぐり、本当にい仕事をさせてもらったという感謝の念で一杯です。もちろん尽力された職人さんが一番功労者ですが、その苦労も報われたことと思います。 |
銀座泰三 2006/07/30 22:33 |
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