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先日あるきもの雑誌を見ていてふと思ったことです。 初春での男のきもの姿ということで、紋付に袴をつけた写真が何枚も載っているのは良いのですが、すべて色足袋を履いているのです。 私はお召しが好きなせいもあって、ほとんど白足袋以外はつけませんし、大体京都は男も女も白足袋が圧倒的に多いように思います。 どんな時に白足袋を履いて、どんなときなら色足袋が許されるのか。 あらためて考えてみました。 京都の文化はご存知の通り、公家、寺社仏閣、そして後世では申楽(能楽)、茶道などがその文化のおおもととなっております。 このときの装束ではほとんどすべて白足袋を履いているように思います。 方や東京、江戸は武士と、町人が作り上げた文化でしょう。 その昔の衣裳は、とくに男に限って言うと、武士はその階級にもよりますが、普通は袴に黒足袋を履き、登城の時には袴も履き替え、白足袋に裃までつけるようです。 町人は逆に足袋をはかないのが粋だと思っていたようでほとんど裸足でした。 武士にとっては袴はその当時では普段着でもあったようです。 袴を付けなれていない人は窮屈だと思われるでしょうが、実は裾捌きは袴を着けていたほうが良いのです。 ただ普段着としての足袋は、当時でも黒以外はほとんど無かったように思われます。 今のようなカラフルな色足袋は本当に近年になってからで、そういう意味では大変おしゃれにはなってきましたが、あくまでカジュアルの装いのときのみ履くものでしょう。 ですからカジュアルな紬の袴姿のときなどは許されるかもしれませんが、正月の紋付袴姿にはやはり白足袋が当然だと私は思います。 笑い話のような話ですが、ある呉服屋が、洋装では白ソックスは普段着だからきものでも白足袋は失礼なので、色足袋が良いと言ったとか聞いて、唖然としてしまいました。 呉服屋自身が、きもののTPOやメリハリをまったく知らないと言うことでしょうが、それにしても情けない話です。 もし結婚式に紋付袴に色足袋を履いていったら、笑われるだけですが、呉服屋にそういわれたからとしたら、本当に困ったことです。 白足袋を履いたほうが何となくきりっとしますし、足元が美しいように思います。 ただ白足袋を外で履くと汚れますので、足袋カバーをつけるのが懸命です。 そして訪問先で忘れず外すので。 茶道を習っておられる方には常識の話ですが、ほとんどの呉服屋自身が茶道をたしなまない今の世では、そんなことを知らないで、単にお洒落だと言って色足袋ばかり売っている呉服屋もあります。 知らない客はきっとどこかで恥をかくことになりますし、やはりきものの販売に関わるもの自身が男物も勉強しておかねばなりませんし、白足袋を履く日本文化に触れておくべきだと思うのです。 少なくとも京都の有名料亭にきもの姿で行くときは白足袋が無難だと思ってください。 きものだけでなく小物も、それなりにTPOがあることを忘れないで下さい。 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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私も白足袋が好きですし、着物の時はほとんど白足袋です。 |
すずらん 2007/11/22 20:42 |
すずらんさん。 |
銀座泰三 2007/11/22 22:43 |
普通に考えれば 紋付なら 白足袋となると思うのですが |
相徳 井上 2007/11/24 10:12 |
ほんとうにおかしいのです。 |
銀座泰三 2007/11/24 11:55 |
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