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先日の国会幕切れ寸前で、特定商取引法と割賦販売法の改正案がほぼ原案通りで可決されました。 これは今までトラブルの絶えない訪問販売の契約や、ネット取引でのトラブルを解決するのと、クレジットの与信枠の規制が目的だと思います。 高齢者が半ば脅かされ、騙されて不必要な量のものを買わされたり、ネット販売でのクーリングオフが規制の網からもれていたので、思ったものと違ったと言うときの対処で、多くのクレームが有ったのが、すべてクーリングオフができたり、返品が出来るようになります。 具体的な政省令はこれから出ますから、詳細は不明ですが、クレジット業界も自主的ガイダンスを出さざるを得ず、ローンだけでなくカードでの分割払いにもいわば総量規制が課せられる事になり、ローンが効かないからカードの何回か払いと言う逃げ道もふさがれることになります。 このことで影響を受ける業界の代表が呉服や宝石の販売です。 ローン規制で売り上げが落ち込んでいるところへ、カードまで規制されることになりますから、益々販売はしにくくなるでしょう。実施は大体半年以降だろうと思いますが、信用供与とい言う面ではカード会社も相当苦しいところが出てくるでしょう。 色々な陳情も有ったようですが、現政権は消費庁なるものを作ってでも消費者の権利を守ろうと言うような風潮ですし、多重債務者を出さないという意味では当然とはいえ、景気が後退局面に入っていると言う認識のもとでは物販業は相当応える所が出てくると思われます。 カードの2回払いからでも、年収が問題となるようだと、相当現場は混乱します。 まあどうなるかは不明ですが、特に急激に縮小し始めたキモノ業界は、泣きっ面に蜂のようなことで、特にクレジットを多用するNCやローカルチェーンは大苦戦するでしょう。 自らファイナンス出来るところは良いですが、資金繰りをカード会社からの入金に頼っているようなところは、回収方法を見直すとか、商いの根本を考え直さないといけないと思います。 高額のものが益々売りにくくなるからと言って、単価を下げると、当然室は今以上に下がり、問屋やメーカーを叩くと言う構造も、両者が疲弊しているだけに、度が過ぎると、取引がなくなり、物が入ってこなくなります。 今年後半から来年にかけて、正に生き残りをかけた戦国時代となるでしょうし、累々と屍が出ることも予想されます。 カードが使えないからと言って、いわば掛売りの分割払いをすると、回収は大幅に遅れ、手形を切っているところは一挙に資金繰りがつまります。 施行される前に、経営改善をする必要に迫られていますが、これを機会にお客にとってメリットのある、当たり前のことが当たり前に出来るような商いに変わってくれたらと願わずにはいられません。 |
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